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環境を守る「規則性多孔体」材料の開発
触媒は資源・環境・エネルギーの諸問題の解決に大きく貢献していくものと期待されています。触媒のなかでも、特にゼオライトやメソポーラスシリカなどの「規則性多孔体」は近年ますます注目されています。「規則性多孔体」は結晶構造あるいは結晶に近い規則性構造の中に有機分子程度のサイズで大きさのそろった孔(細孔と呼びます)をもつ非常にユニークな物質です。
我々の技術をつかえば、ナノメートル以下のオーダーで構造の異なる規則性多孔体をつくり分けることができます。そこで我々の研究室では、規則性多孔体の新しい合成法の開発を行っています。得られた物質は、その細孔構造により分子認識(有機分子の大きさや形を見分けること)の能力を発揮します。これを利用して、有毒な薬品を用いず不要な廃棄物も産出しない、「環境調和型の」(環境にやさしい)化学変換法をつくりあげるための基盤となる化学的な研究を行っています。
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- 研究内容
- 規則性多孔体
- ゼオライト
- Zeolite
- メソポーラスシリカ
- Mesoporous Silica
- 環境調和型触媒
- グリーンケミストリー
- Green Chemistry
- 実験化学
- 有機
- 無機
- 合成
- ナノ
- 結晶
- キャラクタリゼーション
- Characterization
- 触媒反応
- Catalysis
- 固体触媒
- Catalyst
- CAT
- YNU
- キラル
- Chiral
- 不均一系
- 再利用